やらまい勝っちゃん

聖隷浜松病院副院長兼総看護部長 勝原裕美子のブログ

2008年04月14日

豪華メンバー

都内のホテルに
看護学者、教育者、実践家、管理者、およびジャーナリスト、厚生官僚が集まり
「看護師と患者を傷つけるもの」というタイトルのフリーディスカッションが行われた。

コスト削減、メディアの無知、看護師の責任というのが
主なディスカッションの項目。

どの項目も議論の尽きないテーマだし、
どの一人をとってもかなりの論客だ。

終了後、どこか物足りなさと、いくばくかの不完全燃焼感が残ったが、
それくらいの余韻がちょうどいい。

こんなに大切なテーマを語る一員に入れていただいたことに感謝。
討議内容は、「看護実践の科学」に載るとのこと。

今日の議論がすぐに明日を切り拓くわけではない。
しかし、たしかに明日につながる感じがしたのは私だけだろうか。

さて、ディスカッションに参加してみて、
看護が平然としているときには危機を警鐘したくなるし、
危機が強調されすぎると、逆にどっしり構えたくなる、
そんなおかしな自分がいることを感じた次第である。

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by admin|2008年04月14日 23:08|コメント (0) トラックバック (0)

「看護の危機」

スザンヌ・ゴードンと再会。
変わらぬ笑顔とハグ。

シオバン・ネルソンも素敵な人だった。

今日は、京都会館で二人の講演の座長を務めた。
テーマは看護の危機。
  

「左から、講演を企画したライフサポート社の佐藤さん、シオバン、スザンヌ、通訳の原田裕子さん、勝原」

スザンヌは、看護師不足を危機ととらえ、
看護師:患者の適切な比率の設定が必要であることを述べた。

シオバンは、
看護の科学性が評価されないことと、
上級看護師(advanced nurses)の台頭によるベッドサイドケアの評価が低下していることを危機とした。
そして、医学と看護の二元論的な考え方を止めることと
ベッドサイドケアをもっと尊重することの必要性を述べた。

200人が集まった会場。
やっぱり日本も「看護の危機」状態でしょうかと最後に尋ねると、
全員が手を挙げた。
いったん危機を認識したからには、何をすべきかを一人ひとりが考える必要がある。

日本は、アメリカよりもグループを作りやすい文化なので
皆が力を合わせて危機に立ち向かってほしいというのが、
スザンヌのラストのメッセージ。
(講演記録は、看護実践の科学に掲載予定)

  

講演の後は、錦の市場を散策し、木屋町で食事をし、再び宮川町で仕上げ。
友人で、「京都花街の経営学」の筆者、西尾久美子さんも参加。
盛り上がって一日が終わった。

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by admin|2008年04月14日 00:06|コメント (0) トラックバック (0)