ハワード・ガードナー(中瀬英樹訳、ランダムハウス講談社), 2008年
Good Work プロジェクトの一人として活躍している著者のことを
本当にすごい人だと思っていたが、
本書も、予想に違わぬ刺激を与えてくれた。
こういう本に出くわすと、心が躍り、そして心が穏やかになる。
5つの心とは、熟練した心、統合する心、創造する心、尊敬する心、倫理的な心。
この5つの心が、これからの地球を支える人類にとってますます必要になるということへの
著者の深い思いがいっぱい詰まった本だ。
(平成20年5月11日)
2008年05月12日
「知的な未来をつくる「五つの心」」
「蓼喰う虫」
谷崎潤一郎 (新潮文庫),昭和26年
三宅周太郎が、「文楽の研究」「続文楽の研究」の中で、
谷崎の文楽を追究する姿勢や、この本のことについて何度も触れていたので、
またふと読みたくなった本だ。
そういえば、舞台が神戸だったことを忘れていたが、
知った地名がたくさん出てくると、主人公とどこかですれ違ったいるような感覚になった。
文楽の用語や文楽の歴史を知った今だからこそ、谷崎の叙述の美しさが響いてきた。
(平成20年5月9日)