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「蓼喰う虫」
谷崎潤一郎 (新潮文庫),昭和26年
三宅周太郎が、「文楽の研究」「続文楽の研究」の中で、
谷崎の文楽を追究する姿勢や、この本のことについて何度も触れていたので、
またふと読みたくなった本だ。
そういえば、舞台が神戸だったことを忘れていたが、
知った地名がたくさん出てくると、主人公とどこかですれ違ったいるような感覚になった。
文楽の用語や文楽の歴史を知った今だからこそ、谷崎の叙述の美しさが響いてきた。
(平成20年5月9日)
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