B7病棟では、毎週木曜日、集団リハビリをやっています。
病棟に作業療法士が上がってきて、
神経難病や脳梗塞後の後遺症がある患者様たちに
リハビリテーションを実施します。
ベッドに寝たままの患者様もベッドごと参加します。
ほぼ寝たきりの患者様でも、
周りの人たちが足ぶみする様子を見て、
ご自分も足を動かされます。
看護師たちも、「病室ではぜんぜん動こうとしない方なんですよ」と言って
嬉しそうです。
人は、集団の中にいると、
やっぱり一人では発揮しない力を発揮するものだと思います。
管理室に戻ってそんな話をしていると、
看護部次長の一人がこんな話をしてくれました。
昔、ぜんぜん食べることのできなかった患者様がいました。
西洋医学ではどうしようもないと言われていた方です。
その方が、医師や看護師の付き添いのもとで他の患者様と一緒に外出されたとき、
ご自分から「食べてみようかな」といわれ、
外の空気にあたりながら少し食べ物を口にされました。
皆が驚きました。
そして、その日を境に、家族の支援もあり、
とうとう食事ができるようになるまで回復したのだそうです。
絶対ダメっていうことはないのだということを
その患者さんが教えてくれたんです。
次長から聞いたのは、そんな素敵な話でした。