(ギュスターヴ・ル・ボン、櫻井成夫訳、講談社学術文庫) 1993年
この古典的名著は、1895年に初版が刊行されている。
今から100年以上も前のことだ。
フランス革命やナポレオンへの言及が多いのもうなづける。
心理学的に群集の精神をとらえようとした本書は、
表現が過激であったり、偏見ではないかと思わせたりする件をたくさん抱えていて、
ちょっと眉をしかめたくなるような箇所もたくさんある。
その一方で、
「集団力学」「組織の成長」「リーダーシップ」などと呼ばれている最近の考え方に
きわめて似たような記述もみられて、非常に興味深く読んだ。
たとえば、
○群集に思想や信念を染み込ませるために、
群集の指導者は断言(簡潔に言い切る)、反復(断言を繰り返す)、感染の3つの要素を必要とする
といったことは、「理念の浸透」や「リーダーシップ」で言われていることと似ている。
○群集は暗示を受けやすく、物事を軽々しく信じる性質があるとか、
群集になると、個人でいるよりも愚かであり合理性を失うといったことは、
「集団の意思決定」「集団力学」などで学ぶことである。
時代は変わっても、人間ってさほど変わらずに愚かであり、賢くもあるのだなあと
思わされた。
(平成21年1月31日)
2009年01月
「群集心理」
「納棺夫日記 増補改定版」
(青木新門 文藝春秋) 1996年
映画「おくりびと」を絶賛してから、数ヶ月経つ。
先日、その「おくりびと」が、
第81回米国アカデミー賞外国語映画賞部門にノミネートされたという素晴らしいニュースを聞いた。
ああ、やっぱり・・・という思いで、
「おくりびと」の原作ともいわれる本書を読んだ。
青木という著者が、
なぜ納棺夫という仕事をいとおしむように自然体で行えているのか、
不思議に思っていたが、その疑問が明らかにされた。
それは、筆者が8歳のときのこと。
旧満州で実の弟の死体を石炭の上に置かざるをえなかったことに端を発する。
そんな幼いときから、「死」の不条理と条理とを必死にわかろうとしてきたのだと思う。
なんと人の生き方とは苦しく、尊いものか。
そう感じながら読み終えた。
(平成21年1月29日)
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医師との役割分担
先月から、平成20年度厚生労働科学研究費補助金にて、
厚生労働科学特別研究事業の一つを当院看護部が中心に行っています。
テーマには
「薬剤投与量の調節」等における医師と看護師との連携・協働業務指針の作成に関する研究
という、ながーーーーい名前がついております。
これは、平成19年12月28日に厚生労働省が出した
「医師及び医療関係職と事務職員等との間等での役割分担の推進について」
という、これまたながーーーーい名前の通知の内容を
積極的に推進しようと計画された研究です。
①薬剤の投与量調節、②インフォームドコンセント、③入院中の療養生活に関する対応
の3つに関してプロジェクト・チームを看護部内に作り、リサーチナースを中心に
当院での役割分担の内容と事例を分析しています。
最終的には、
どのようにすれば、日本の他の病院で医師と看護師との役割分担が推進できるかという
指針を作成することになります。
今日は、3プロジェクトが検討してきたものを
プロジェクトリーダーたちが持ち寄りました。
多忙な日常業務の中で、短時間でよくここまで取り組んでくれたなあと感心しました。
今回の研究は医師と看護師との業務分担に主眼が置かれていますが、
各人、各職種の人たちが、自分たちの役割と責任を自覚して仕事を引き受けていけば
高いパフォーマンスを上げることができるはずです。
そのことが、広く理解されるべく、
当院看護部から発信できることを誇りに思います。
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ジェネラリストって何ですか?
一般的に、
スペシャリスト(特定の領域を極めた人)の対概念が
ジェネラリスト(広範囲に汎用性の効く能力を極めた人)だと考えられています。
そして、1年目からジェネラリスト教育が始まると看護界ではとらえられています。
しかし、本当にそうでしょうか?
今日は担当者たちと
当院看護部のスペシャリストの考え方とジェネラリストの考え方について
大激論を交わしました。
看護部の新しい臨床能力評価ツール(クリニカル・ラダー)を作成するためです。
その結果、スペシャリストもジェネラリストも、
看護師としての基礎をしっかり身につけてからなっていくものではないか
ということになりました。
スペシャリストになるにしろ、ジェネラリストになるにしろ、(管理者になるにしろ、)
技能・態度の面で身につけるべき基礎は同じなのではないか。
だから、対概念でもないし、1年目をジェネラリストと呼ぶのも抵抗がある
という話です。
この原案は、2月初めの課長会に出されますので、
また激論になることと思います。
さて、
今日の議論は、何が正しいか何が間違っているのかという議論ではありません。
言葉のもつ意味を考え、
それを看護師のキャリア支援に使っていくときに、どう影響するかを見据えた議論でした。
確かに疲れるけれど、脳が活性する感覚は心地よいものです。
担当次長は、この2,3日頭が疲れて眠れないと言ってましたが、
看護の労働として、頭脳労働も認めてほしいといっている次長なので、
大丈夫でしょう。
たたき台が議論されるのが楽しみです。
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病院が増築工事を始めます
1962年に許可病床数114床で開設された聖隷浜松病院。
どんどん、大きくなって、現在は744床で運用しています。
46年間の歴史の中で、
何度も機能拡大のために、病院を新築、増築してきましたが、
これから先の医療ニーズに答えるべく、
また、建物の老朽化対策として、
次次年度から、第4期増築工事が開始されることが
先週金曜日の役員会で決定しました。
744床の稼働を休ませることなく
57ヶ月かけて増築工事が行われます。
いろいろな部署から、
どんな病院にしていきたいのかという希望と期待が語られています。
現在の地域ニーズ、職員ニーズだけでなく、
数十年先の地域ニーズ、職員ニーズを考えながらのプロジェクトです。
当院の理念
「私たちは利用してくださる方ひとりひとりのために最善を尽くすことに誇りをもつ」
を肝に銘じ、
未来を見据え、一丸となって工程を支えていきたいと思います。
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「サーバントリーダーシップ」
(ロバート・K・グリーンリーフ著 金井壽宏監訳、金井真弓訳、英治出版、2008)
サーバント・リーダーシップとうい言葉を最初に耳にしたのは、
もう10年以上も前のことになる。
リーダーシップ研究の第一人者である神戸大学の金井壽宏教授から
最初にこの概念を紹介されたとき、
我々看護職が基礎教育で大事だと学ぶ内容とぴったり一致するという
感想を述べた記憶がある。
かつて金井先生がスライドにされていた
サーバントリーダーの10の属性(グリーンリーフセンター長を務めたスピアーズが整理したもの)が、
本書の監訳者解説573-574にも掲載されているので、紹介しよう。
1.傾聴
2.共感
3.癒し
4.気づき
5.説得
6.概念化
7.先見力・予見力
8.執事役
9.人々の成長に関わる
10.コミュニティ作り
サーバント(奉仕者・召使)という概念と、いわゆるリーダーシップの考え方とは
相容れないように思われる。
それを、グリーンリーフは次のように整理する。
「そもそもサーバントである人は、他人が最も必要としているものを与えるために、
相手の立場で考え、相手の気持ちを推しはかる能力に磨きをかけることが多い。
一方、そもそもリーダーである人は、あとになって良心の呵責から、あるいは一般的な期待に沿って
奉仕する。」(p.55)
奉仕という言葉が、我々の文化の中ではとってつけたような響きをもってしまうが
解説を含めて570ページにも及ぶ本書を読むと
私たちのそばにありながらも、壮大で崇高で、深く尊い考え方であることがわかる。
グリーンリーフは、
「生まれつきサーバントとしての素質を持つ人に、
人を導く権限が与えられるべきです。(中略)
生まれつきサーバントの素質を持つ人々が、
いっそう努力することで組織の型が作られるのです」(p.386)と述べる。
この言葉をよくかみ締め、
サーバントリーダーが組織内で埋もれてしまわないようにしないといけないし、
サーバントリーダーを育てなければならないし、
自らのリーダーシップのあり方をよく考えなければならないと
そんなことを感じさせられた一冊であった。
(平成21年1月24日)
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「救急医療を最後まで全うするために」
標記のようなタイトルの講演会が、
医療倫理問題検討委員会主催・臓器移植推進委員会共催で
ちょうど24時間前、昨夕行われました。
講師は鹿野恒先生(市立札幌病院 救命救急センター医師)。
心臓が止まってもできることがある。
脳死になってもできることがある。
人を救うということ、人に向き合うということ、家族とともに命を考えるということ、
納得のいく死とはどういうものなのか。
そんなことの大事さを、救急医療の最前線にいる鹿野先生からうかがいました。
先生のお人柄と、信念と、実際の行動がぶれることなく
一貫した姿勢に圧倒されました。
講演後の看護部管理室は、講演内容と鹿野先生への絶賛状態が続きました。
たくさんの刺激をいただき、考えるきっかけをいただけたことに感謝です。
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オバマ大統領就任
1時50分に目覚ましをかけ、
オバマ氏の就任演説をLIVEで見ようと意気込んだ昨夜だった。
今日聞くと、院長は自然に2時に目が覚めたらしいし、
副院長(医師)たちもも、2時に目覚ましをかけたとか、ずっと起きていたなどというから、
やっぱりみんな、新しい大統領の演説に興味があったんだと思った。
我が家のそれほど大きくはないテレビ画面からでも、
彼の大きさが、聴衆のmovementから察することができた。
演説の内容は、さして新しい事ではなく、
リンカーンやケネディのように際立った言葉があるわけでもなかった。
しかし、今のアメリカを的確にとらえ、どう行動するつもりなのかが明瞭に語られていると感じた。
年が近いせいか、
彼のリーダーシップ発揮の仕方に興味がある。
閣僚メンバーには、40歳代が多い。
さまざまな価値観や文化背景を持つ人達をどのように束ねていくのか。
どのように理解を進めていくのか、
本当にこれからが楽しみだ。
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嬉しい報告
就職予定の方が、病棟見学に来られました。
その方を、未熟児センターに案内してくれた課長からの嬉しい報告です。
そこに居合わせたbabyのお母さんに、見学者であることを紹介すると、
「ここはいい病院よ。ぜひ就職したらいいわよ」と言ってくださったそうです。
”利用者にとっての価値を追求し、選ばれ続ける病院を目指します”
というのが、当院の運営方針2010です。
「いい病院」と表現してくださった利用者の期待に応え続けるために、
新しい仲間と一緒に、頑張ろうと思えた、本当に嬉しい報告でした。
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五百羅漢
浜松に来て、観光したところといえば、
龍潭寺とフラワーパークだけ。
どこにも行っていないんです・・・。
そんなことを、
昨年、学会でばったり出くわした浜松出身の友人に話したところ
「それでは、今後ご案内しましょう」と言ってくれたので、その場で日程を決めた。
それが今日。
出かけたのは、浜松駅から北に向かい、車で1時間くらいのところにある
奥山の方広寺。
ちょうど降り始めた雨の中、坂道を登っていく。
両側には、たくさんの表情豊かな羅漢さん。
「一つ一つの表情がみんな違う。」
寒さの上に雨。夕方の遅い時間だったこともあり、参拝客は少ない。
本堂は修理に入っているようだったが、みるからに大きくてどっしりした構えだ。
中では、ちょうど詩人坂村真民さんの書画の展示を行っていた。
どれも、はっとさせられ心が落ち着く詩だ。
たとえば、「こちらから」というタイトルの詩。
「こちらから
あたまをさげる
こちらから
あいさつをする
こちらから
手を合わせる
こちらから
詫びる
こちらから
声をかける
すべて
こちらからすれば
争いもなく
なごやかにゆく
真民」
そうだなあ、そうだなあ。
禅寺の床はとても冷えたのだが、展示の詩は、本当に温まるものでした。
奥山は、桜の季節に来るととてもいいらしい。
また機会を見つけて、足を伸ばしてみたい。
今度は、ゆっくり羅漢さんを見て歩きたいと思った。
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14年目
震災に遭った後の4,5年までは、
1月17日を向かえ、5時過ぎになると、自然に目が覚めた。
その後、目覚ましをかけないと、あの時間に起きれなくなった。
通常の生活に戻れたことを喜んでくれる友人はたくさんいたが、
目覚ましをかけないと、あの時間に起きれなくなった自分の身体に
罪悪感を感じていた。
一昨年から、神戸を離れ浜松にきたら、
また1月17日は5時過ぎに勝手に目が覚めるようになった。
今朝も布団の中で身体がかーっと熱くなり、
いろんなシーンが頭によぎった。
ああ、きっと5時過ぎだなあと、時計を見なくてもわかった。
電気をつけると、5時25分。
そのままおきて、あの時間にベランダに出て神戸の方に向かって黙祷。
生きていること、
生かされたことに感謝し、今日を過ごしたい。
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浜松で学会します
今年の8月21日、22日に
第13回日本看護管理学会を浜松で行う。
せっかく浜松に来ていただくのだから、
浜松ならではの楽しいイベントを企画したいと思ってきた。
できたら、楽器工場見学と有名パイ工場見学とを組み合わせたツアーをしたかったのだが、
会期中は難しい。
だが、翌日は日曜日で楽器工場はお休み。
前日の木曜日にツアーを組めないか再検討してもらうことにした。
今日は、数時間かけて、
シンポジストの依頼、座長の依頼などの電話、メールなどをした。
全部で20件を超すやりとりだったが、
皆さん前向きに引き受けてくださり、嬉しいことだ。
いろんな方の期待を裏切らないように、
いや、ご期待以上のホスピタリティあふれる学会にしたいと思う。
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助産師用DVDの撮影
新人看護師採用のためのDVDを作成していることは、
以前このブログでも書いた。
今日は、助産師用DVD用の撮影が行われた。
「盗撮ではありません。プロによる撮影です」
DVD制作にあたってくれているカメラマンもマネジャーも
何度も聖隷浜松病院に足を運んできてくれたので、顔を見知ったのだろう。
撮影の合間に、医師や検査技師などが、
「今日も撮影ですか」とか
「この間はありがとうございました」とかと、彼らに声をかけていく。
私が無視されたような気になるが、
院内全体が、看護師・助産師の仲間が増えることを応援してくれているのだから、それは寛容に。
間もなく、2枚のDVDが仕上がる。
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「呼吸器のアセスメント」研修
研修をしている部屋に入ると、
研修生たちが白のランニングシャツのようなものを着て、
そこにマジックで何かを描いている。
よく見ると、
二人一組になって、互いの肺の位置を解剖学的に確認し、
それをランニングシャツの上からなぞっている。
今日は、フィジカルアセスメント研究会主催による呼吸編の研修。
夜勤リーダーをする4年目以上の看護師で、
教育的な役割を果たす人たちが、アセスメント力の確認とレベルアップのために集った。
40名弱の研修生に、フィジカルアセスメント研究会のベテラン看護師たちが9名も
つきっきりで指導にあたっている。
実に手厚いと思った。
わかっているつもりのことを再確認し、
正しい知識のもとで、自信をもって適切なアセスメントを行えるようにと計画されている。
大事な研修だ。
定期的に継続的に発展的に展開していってほしい。
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月日は百代の過客にして
あれよ、あれよという間に、1月も半ばになってしまった。
ついこの間、2008年に別れを告げたばかりだというのに。
あっという間の感じがするが、
1月1日から今日までに考えてきたこと、してきたことを思い起こしてみると、
もうすでに随分なことを手がけ、意思決定してきていると思う。
今日は、10時から17時まで、ほぼ丸一日、
看護部管理室内で、次長やキャリア支援担当課長と、
次年度の看護部の人事、教育、役割分担などについて話し合った。
○継承すべきことは何か
○発展的に変革すべきことは何か
○そのために何が必要か。
○私たちの目指ざしていることは、正しいと思われる方向を向いているのだろうか
日が経つ感覚が早いのはまぎれもないが、
何もしなくて、日が過ぎているのではない。
成果が見え、達成感が得られる日がそれほど多いわけではないが、
日々のマネジメント活動が、実は後世にとって、未来にとっての歴史を刻んでいるのだと
一日中会議をしていた日だからこそ、思えることもある。
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平成21年2月の予定
2009年2月の予定
2月7日(土) 中国四国ブロック国立病院師長研修
日本医療マネジメント学会奈良地方会講演
2月20日(金)神奈川県看護協会研修
2月21日(土)神戸市立中央病院研修
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平成21年1月の予定
2009年1月の予定
1月30日 宮崎大学医学部大学院講義
1月31日 宮崎県看護協会セカンドレベル講義
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ミーアキャット
昨年の7月1日。
このブログでミーアキャットという動物のことを紹介した。
ただいま、劇場で「ミーアキャット」公開中。
早速いってきました。
前回紹介させていただいたNHKの番組とはまた異なる角度で
ミーアキャットの生態が描かれていた。
アフリカの乾燥した大地で生き延びるための知恵を持つだけでなく、
ミーアキャットが愛らしいのは、家族愛の深さだ。
自分の身を挺してでも家族を守るという姿勢が、胸を打つ。
母親が子どもを抱える腕の動きが、人間のそれとかなり似ている。
ナレーションは、ポールニューマンだということだが、
三谷幸喜による吹き替え版をみた。
上手だなあ。
三谷幸喜と聞いていなかったら、本当にその道のプロの語りかと惑うばかりだ。
ますますMEERKATSにはまってしまったのでした。
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有効期限の無いチケット
小唄・三味線のお稽古を終えた後、
夕方からの文楽鑑賞までに時間ができた。
1年半前まで住んでいた六甲道で途中下車。
よく通っていた、サイコーに安くて美味しくてボリュームのある洋食屋でランチ。
変わらぬ味に満足。
今日のサービスランチはとんかつ定食だった。
その後、電車に乗る前に、ふと思い出して珈琲専門店に立ち寄った。
ここは、六甲道に住むことになりすぐにみつけたお店。
珈琲党ではない私が気に入り、
お近づきのしるしにと、11枚5000円の珈琲チケットを購入したのが10年くらい前のこと。
その後も、めったに行かなかったが、行く度に満足できる店だった。
今日、まさかとは思ったが、
「チケット残っていますか?」と聞いて名前を名乗ったら
「ありますよ」といわれて、びっくり。
当時からのチケットが残っていた。
あと、3枚あるという。3年ぶりくらいに行ったというのに。
「うちは、チケットがなくなるまで、とってありますから、また来てください」
と言われて、なんだかとても嬉しかった。
実は、博士論文の落としどころも、この店でひらめいたという経緯があるありがたいお店だ。
せちがらい世の中で、のんびりとほのぼのした一日だった。
もちろん、文楽はご満悦状態で鑑賞いたしました。
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暴力撲滅宣言
朝から、某病棟で患者さんによる看護師への暴力行為があったと報告を受けた。
気持ちがどよんとする。
今年度の看護部の目標を決めるときに、
「パワハラ・いじめは絶対に許さない」というのを入れた。
本当に絶対に許さないという姿勢をトップからしめさなければ、根絶できないと考えたからだ。
そして、病院のBSC(バランスト・スコア・カード)という一種の目標管理制度にも
「パワハラ発生件数」を指標にしてもらった。
目標をたてて10ヶ月が過ぎた。
いろいろ仕組みはつくったが、件数が減ったようには思えない。
午後からの看護部係長研修は、「パワハラ・いじめ・暴力をなくす」というテーマの研修だった。
最初と最後しか顔を出せなかったが、
たくさんの意見が出たらしいことは様子でわかる。
そして、研修から管理室に戻るや、
また新たな暴力の話を聞くことになった。
繰り返し起きるこういう問題に向かうのには、エネルギーがいる。
解決しなければエネルギーが消耗する一方なので精神的にまいってくる。
隙を見せないように自己防御すること、
アサーティブに対処すること
必ず報告すること
できることはいろいろある。
大変だが、やっぱり、みんなが「絶対に許さない」という態度で向かうのが、
遠回りのようで近道に思う。
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バス乗車のマナー
車を病院に置いて帰った翌朝や、
夜に宴会があるとわかっている日の朝は、
浜松駅から病院までバスを利用するのだが、とても気になることがある。
○2人がけの席に、先に誰かが座っていると隣があいていても座らない
○乗客が、一歩ずつ前か後ろに詰めれば、乗車できる客が増えるのに、みんな詰めようとしない
その結果、乗車口のあたりのみが異様に込んでいて、中はすきすき状態。
乗車口がいっぱいなので、途中の停留所で積み残しの客ができる。
今朝も、高校生が入り口あたりにたむろしているので、
「もうちょっと中に詰めてちょうだい」と言って、浜松駅から乗車し、
かきわけながら後方のたくさんあいている席の方に向かった。
高校生が通路においているバッグをまたごうとするが、
バッグの紐に足をとられてしまった。
でも、その高校生はバッグを持ち上げようとはしない。
ようやく、足にひっかかった紐をほどき、
2人がけの席に先に座っていた別の高校生に
「ちょっと詰めてください」と言って、座席をゲットする。
それにしても、どうしてこういう現象が起きるのかわからないl。
詰めようとしない高校生。それを注意したり不愉快に思わない他の乗客。
知らん顔の運転手。
うーん!ありえん!
なんで、こんなことになっているのか、どなたか教えてほしい。
これは、浜松だけの状況なのか、全国的な傾向なのか・・・
一乗客としてはまったく不可解なことである。
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「看護管理者の教科書」
(永池京子、米本倉基著、日総研)2008年
本書の推薦文を依頼され、読ませていただいた。
よく似た本、テキストは他社からも出ているが、
本書は用語の説明なども丁寧でわかりやすいと感じた。
「看護部の経営参画がクローズアップされて久しい。しかし、経営参画のイメージは十人十色であろう。本書は、経営学をベースに、経営参画に必要な人的資源管理に関する基本概念を網羅しているため、読み進めるうちにイメージが具体的になっていく。コラムや欄外の用語説明などが本文を紐解いてくれている上、図表が効果的に使われていて、視覚的にも概念をとらえやすい。読者にやさしい看護管理の教科書だと言えよう」
(2008年11月)
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やっちゃったあ
昔から、あわて者のおっちょこちょいと言われていました。
またもや・・・その悪癖が顔を出してしまいました(ヒョコッ)。
どうやら、私は、
修正前のバージョンの住所録を使って
今年の年賀状を書いてしまったようです。
昨日から、次々と、一生懸命書いた年賀状が返却されてきます。
仕方がないので、詫び状と共にそれを封筒に入れ直し、
新住所に送るという、なんとも格好の悪い作業をしております。
しかし、このおっちょこちょいも、昨年末の仕業。
新年早々、その後始末をするはめになったのは、
きっと、神様が、「こういう不注意なことは、昨年までにしておけよ」
と教えてくれているのに違いありません。
と、またもや楽天的な私はそう言い聞かせ、ポストに向かうのでした。
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年末年始のやりくり
新年の挨拶を兼ねて、看護部の職場のラウンドをした。
年末年始で空床の目立つ病棟もあれば、
時期など関係なく、満床が続いている病棟もある。
「年末で人手がないときに、他病棟から手伝いにきてくれて、助かったんですよ」
「ちょうど化学療法を受ける患者さんが年末に集中してたいへんだったんです。
満床のまま新年を迎え、ベッドは空いていないんですけど、他病棟が気持ちよく患者さんを引き受けてくれるので助かっています」
年末年始、病院中が助け合ってやりくりしてくれたことがよくわかる。
こんな差もこの一両日で埋まるだろう。
また院内全体での稼働率96-97%の日々が待っているが、
どの職場に行っても、みんな一様に明るく挨拶を返してくれるのが嬉しい。
医師も看護師もヘルパーも秘書も。
その明るさが、何よりも患者様へのケアだと思う。
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連休最終日
昨日(正月三日)は、文楽の初春公演に出かけました。
ここ数年、初春公演は、初日の午前に行くことにしています。
「初日開演前。人形からのふるまい酒です。」
いつもは、悲しみや恨み言がたぶんに出てくるストーリーが多いのですが、
さすがに新春公演午前の部は、どれもめでたしめでたしで終わります。
今年も、可能な限り足を運び、
世界無形遺産、日本の伝統芸能文楽を楽しみたいと思います。
浜松に戻る新幹線はいっぱいで、事前予約でも3列席の真ん中しかとれませんでした。
でも、なぜか、浜松まで両側には誰も乗ってこず、
他は満席なのに、なぜか悠々自適の1時間45分でした。
さて、今日は、運動不足解消にジムに行き、食料品の買い物をしてのんびりしています。
今から大河ドラマをみてみようと思います。
また、明日からの怒涛の日々に向き合います。
がんばります。
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あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
皆さん、いろいろな思いで新しい年を迎えられたことと思います。
私も年が変わったことを一つの区切りに
新しい気持ちで仕事に、生活に向き合いたいと思います。
さて、初詣には、年末に出かけた京都の東寺にまた出向きました。
それほど年末の印象が強かったのです。
特に、今日のお目当ては
正月三が日しか公開しないという五重塔(国宝)の初層内部を
拝観させていただくことでした。
空海や恵果などの真言八祖像の壁画が鮮明なのに驚き、
金剛会四仏の如来様のお姿の美しさに打たれました。
とてもとても厳かでありがたい気持ちになりました。
不況、暴動、自然破壊と
地球ではいろいろなことが起きています。
私たち一人ひとりができる身近なことに目を向けて
謙虚に誠実に生きていかねばならないと
そんなことを思いました。