浜松に来て、観光したところといえば、
龍潭寺とフラワーパークだけ。
どこにも行っていないんです・・・。
そんなことを、
昨年、学会でばったり出くわした浜松出身の友人に話したところ
「それでは、今後ご案内しましょう」と言ってくれたので、その場で日程を決めた。
それが今日。
出かけたのは、浜松駅から北に向かい、車で1時間くらいのところにある
奥山の方広寺。
ちょうど降り始めた雨の中、坂道を登っていく。
両側には、たくさんの表情豊かな羅漢さん。
「一つ一つの表情がみんな違う。」
寒さの上に雨。夕方の遅い時間だったこともあり、参拝客は少ない。
本堂は修理に入っているようだったが、みるからに大きくてどっしりした構えだ。
中では、ちょうど詩人坂村真民さんの書画の展示を行っていた。
どれも、はっとさせられ心が落ち着く詩だ。
たとえば、「こちらから」というタイトルの詩。
「こちらから
あたまをさげる
こちらから
あいさつをする
こちらから
手を合わせる
こちらから
詫びる
こちらから
声をかける
すべて
こちらからすれば
争いもなく
なごやかにゆく
真民」
そうだなあ、そうだなあ。
禅寺の床はとても冷えたのだが、展示の詩は、本当に温まるものでした。
奥山は、桜の季節に来るととてもいいらしい。
また機会を見つけて、足を伸ばしてみたい。
今度は、ゆっくり羅漢さんを見て歩きたいと思った。