(金井壽宏・岸良裕司著、かんき出版、2009年)
本書を読んで、なんで気づいていなかったのか!と思わされたのは、
「心配」と「心配り」は、「は」という一文字あるかないかなのに
えらくその響きも意味合いも異なるということです。
本書には、”心配菌”という常在菌が出てきます。
ひとに心配りをうながす存在としてプロジェクトの成功には欠かせない菌ですが、
プロジェクトの失敗が繰り返されると、
異常増殖して「過剰心配菌」になってしまいます。
また、心配りをしすぎるきまじめな人が、
過剰な心配をしすぎると、心配菌は「ブラック心配菌」に変異し、
よかれと思ってすることが、どんどん裏目に出てしまいます。
そんなブラック心配菌を、元の心配菌に戻すための処方箋が書かれた本です。
表紙の黄色がかわいらしいです。