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「人類の星の時間」
(シュテファン・ツヴァイク, 片山敏彦訳)みすずライブラリー 1996年(1961年発刊の全集の再版)
太平洋の発見(1513年)、ラ・マルセイエーズの作曲(1792年)、黄金郷の発見(1848年)、
ウォーターローの戦いにおけるグルシーの決断(1815年)など、今に至る人類の歴史において
多大な影響を及ぼした12の「星の時間」が描かれている。
星の時間とは、
「時間を超えてつづく決定が、或る一定の日附の中に、或るひとときの中に、
しばしばただ一分間の中に圧縮されるそんな劇的な緊密の時間、
運命を孕むそんな時間は、個人の一生の中でも歴史の径路の中でも稀にしかない」
(P.2)
と表現されている。
ツヴァイクは、1942年に没しているのだが、
彼のとらえた星の時間が、半世紀以上経ってもなお新鮮なのに驚かされる。
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