やらまい勝っちゃん

聖隷浜松病院副院長兼総看護部長 勝原裕美子のブログ

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「世界でもっとも美しい10の科学実験」

(ロバート・P・クリース著、青木薫訳、日経BP社) 2006年

哲学と科学史を専門とする著者が、
「もしも実験が美しいと言えるなら、それは実験にとって何を意味するのだろうか?
もしも実験に美があるなら、それは美にとって何を意味するのだろうか?」(P.12)
という問題提起を掲げて取り組んだ書。

10の実験は、筆者がコラムを担当している雑誌の読者に
一番美しいと思う実験を挙げてもらい、
300以上の中から最も多かった順で選ばれている。

地球の外周の長さの測定
プリズムを使った太陽光の分解
フーコーの振り子
原子核の発見

などが解説されているのだが、
エピソードが混じり、図が入り、
理科や物理には滅法弱かった私にも興味を持てる。

また、それぞれの実験の解説の後には、
なぜそれが美しいのかという、筆者の見解が述べられており、
実験をまるで絵画鑑賞のように扱っていて、わくわくした。

なお、筆者は、美しい科学実験を
○深さ(基本的であること)
○経済性(効率的であること)
○決定的であること
としている。
(2009年4月30日)

by admin|2009年05月31日 20:46

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