お昼の食事をすませた後、
クッキーを食べながら、前看護部長の畠中さんが、
友人から聞いた話だといって、こんな素敵な逸話を紹介してくれました。
「看護学生時代、実習の課題の一環で、
マスコット人形を一つ作ってくるようにというのがありました。
作ったマスコットは、受け持ち患者さんにプレゼントすることになっています。
学生は、食道がんの患者様に、手作りの「イヌ」の人形を手渡しました。
それから、20年後、その学生は看護師長になっていました。
そこに、食道再建術目的である患者さんが入院してこられました。
みると、自分が作った人形が脇に置いてあります。
師長は、この人形をどうしたのかとたずねると、
患者は、この「ブタ」は、20年前に手術をした時に学生さんにもらったもので、
それ以来、ずっとお守りとして大事にしているものだ と答えたそうです。」
二人のその後の会話を想像しながら、
ふんわりした気持ちになったのは、言うまでもありません。