「本当に行くのぉ??世界で一番殺人の発生率が多いよ。」
「昼間でも、絶対一人で歩いちゃだめ」
「ホテルから一歩も出ないように」
「ダーバンは寒いよ。この間は最低気温1℃だったよ」
「カイロもって行かないと、寒がりの勝原さんはフリーズするよ」
「南半球だから、インフルエンザ猛威をふるっているんじゃないの?」
「よく、そんな遠いところに行くよね」
と、治安の悪さ、寒さ、遠さをさんざん周りから言われ、
とても不安な気持ちで日本を発ったのですが、
今のところ、皆さんの言いつけどおり、
本当におとなしく、毎日を過ごしています。
さて、今朝(7月1日)の現地の新聞には、
レイプされた看護師の話や、レイプが横行している社会にどう責任をとっていくべきか
といった記事が大きく出ていました。
昨日のブログでも触れたMogae前ボツワナ大統領の演説にもあるように、
女性がもっと社会に台頭して力を持つように、
女性の力をもっと社会が認めるように といったことが
ICNでも討議されていますが、
この地、アフリカではその主張がかなり色濃く出ています。
女性が非常に弱く、虐げられた存在であった歴史が、
彼(女)たちの声となっていることが、
今朝の新聞記事ともつながって、強く伝わってきます。
普段なら来る機会を持たない南アフリカ共和国に来てみて、
ただ治安が悪いということだけではないなにか、
つまり、アパルトヘイト時代を経て、今の時代を生きている人たちのことを理解しなければ、
ここで1週間を過ごすことが、なんだか申し訳ない気持ちにもなります。
とはいえ、理解するにはあまりにも時間が短いのです。
せめて、学会会場の近くにアパルトヘイト博物館(クワムール博物館)があると聞いているので、
この2,3日の間に訪れたいと思っています。
そして、帰国したら、昔観た映画「遠い夜明け」を、もう一度観てみたいと思っています。