やらまい勝っちゃん

聖隷浜松病院副院長兼総看護部長 勝原裕美子のブログ

2009年07月09日

看護界のビッグニュース

「保健師助産師看護師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律の一部を改正する法律案」が
本日、第171 回通常国会の衆議院本会議において全会一致で可決、成立しました(施行は2010年4 月)。

上記の文章は、社団法人日本看護協会のホームページにある
ニュースリリースからお借りしたものです。

今朝から、このニュースが内輪で流れており、
13時からの本会議を、衆議院インターネット審議中継で観ておりました。
本会議では、淡々と改正内容が説明され、淡々と審議されました。
中継は、1分くらいで終わりましたが、
本会議にもっていくまでの、看護界の苦労は並大抵のものではなかったと思います。

さて、改正のポイントは、次の3点
1.看護師の国家試験の受験資格の1 番目に「大学」を明記
2.保健師・助産師の教育年限が6 カ月以上から「1 年以上」に
3.卒後臨床研修の「努力義務化」

つまり、
1.大学における看護カリキュラムの修業年限が3年から4年に増えてるので、3年課程のカリキュラムと4年課程カリキュラムの2種類が存在することになり、それぞれのの教育効果(の違い)が問われることになります。
2.保健師、助産師の専門性が強調されたことにより、これまで以上に果たすべき役割が大きくなります。3.医師のような卒後臨床制度を、早急整備しなくてはなりません。

ということで、
教育現場も、臨床現場も、看護の「質」に向けた大転換を迫られることになり、
一丸となってその取り組みに邁進することが求められます。

国会中継をあえて次長たちにも観てもらいました。
歴史が変わる瞬間を感じ、次の世代へ私たちが残すべきことを考えてほしいと思ったのです。

待ったなしで、どんどん周りは動きます。
現場がとまっているわけにはいきません。

さて、日本看護管理学会理事会からの依頼があり、
この法律改正についての緊急討議を
第13回日本看護管理学会(浜松)で行うことになりました。
8月21日初日のプログラムに入れる予定です。
お見逃しなく。

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by admin|2009年07月09日 22:00|コメント (5) トラックバック (0)

お世話になった大学で

午後一番の新幹線に乗り、西明石へ。
13年間勤めた兵庫県立大学看護学部で行われた就職説明会に、
聖隷淡路病院と共に参加しました。

今年の4回生は、
私のことを知っている最後の学年。
2病院で15分という短い枠でしたが、採用したいという思いを伝えてきました。

実は、この就職説明会の仕組みは、
私が在任中に、就職担当委員をしていたときにつくったものです。

就職担当の1年目。
いろいろな病院の方が採用のご挨拶に見えますが、
その内容を直接学生に還元する場がなく、もったいないと思っていました。
そこで、直接看護部長さんたちに学生に語りかけてもらおうと、
1病院13-15分の枠で、3つの教室を使ってプレゼンしてもらうことを2年目に提案したのです。
それが今でも続き、もうおそらく10年目くらいになったと思います。

学生にはあらかじめスケジュールを提示しておき、
自分の興味がある病院の説明を聞けるようにしました。

自分のつくった制度を使って、今度は自分がプレゼンすることになろうとは・・・
という感じですが、
つくっておいてよかった・・・と思います。
15名くらいの参加者でしたが、しっかり聞いてくれたという感触を得ました。

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by admin|2009年07月09日 00:01|コメント (0) トラックバック (0)