やらまい勝っちゃん

聖隷浜松病院副院長兼総看護部長 勝原裕美子のブログ

2009年09月07日

患者にとっての最善を考える会

看護部利用者価値創造委員会主催の”看護を語ろう会”がありました。
この会は、自由参加の1時間だけの会です。
テーマに興味を持つ人なら、部署や経験年数を問いません。
本日のテーマは、
「患者様に対して、今の私が出来る最善って何ですか?」

「院内に掲示されているポスターです」

看護者の倫理綱領(日本看護協会, 2003)を片手に
看護師たちが、最善だと思えていないことを語り、
それを倫理綱領に照らし合わせながら読み解いたり、
参加した他の看護師たちが建設的なサポートをしたりしました。

○耳の遠い患者様に、「痛いですか?」ではなく、「痛い?」という言葉を使ってしまっている
○約束したことがあっても、他の業務を優先させてしまい、後回しになってしまう
○患者様の深刻な訴えが、忙しい医師に伝えづらい。

私も、倫理の研修をよく頼まれます。 他施設に出向くと、
必ずといっていいほどよく出てくるような倫理課題が、
当院の看護師達からも語られました。

それでも、他施設とおそらく異なるであろうと思われることは、
彼女たちが自発的に集まる場所を持ったということであります。
(決して私のリクエストで開かれた会ではありません)
そして、そこで語り、周囲の支援を得、自分を見直し、次への糧につなげていったということです。

互いが互いに認め合うという、素晴らしい場の形成だったと思います。
それは、慰め合うとか、励まし合うというのではなく、
プロの集まりだったということなのです。

是非、こういう会を頻回に持って欲しいと、
参加者の声に書かせていただきました。

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by admin|2009年09月07日 18:38|コメント (0) トラックバック (0)