(中村雄二郎、岩波書店、1992年)
今、執筆中の原稿のために、再読。
普遍性、論理性、客観性の3つの性質に立脚する近代科学を批判し、
リアリティをとらえるために必要な、生命現象と関係の相互性の重要性を説き、
臨床の知の姿を提唱している。
(平成21年9月23日)
2009年09月23日
「臨床の知とは何か」
「ムサシ」
(井上やすし、2009年、集英社)
巌流島での闘いは終わりではなかった・・・
佐々木小次郎はさらに剣を磨き、
6年後、宮本武蔵を探し当て、果たし状を渡す。
果たし合いの日時が訪れる前に、
人間の恨み、報復、虚栄心などのむごさ、はかなさが、
新たな舞台となった鎌倉の寺で示される。
今年、武蔵役を藤原竜也が、小次郎役を小栗旬が演じて評判を得た演劇の脚本。
印象に残ったフレーズは、
宗矩 「・・・己のうちに三つの毒を持つ者は、たとえ相手がどんな極悪人であれ、彼を殺す資格がない。」
沢庵 「その三つの毒とは?」
宗矩 「欲張ること、怒ること、そして愚かなこと」 (p.125)
(平成21年9月20日)