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聖隷浜松病院副院長兼総看護部長 勝原裕美子のブログ

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「メガホリズム:組織に巣食う原罪」

(佐藤眞一、本多・ハワード素子、阪急コミュニケーションズ、2010)

著者たちは、
組織の一員になっていく過程で組織内のおかしなルールに染まり、そこで陥る病を
「メガホリズム(過組織症)」と名付けた。
そして、メガホリズムに陥った人びとを「メガホリック(過組織症患者)」と呼ぶ。

その病にかかるプロセスや、呈する症状や、処方箋などを、
リーマン・ショック、社会保険庁における一連の不祥事、JR西日本の脱線事故、
船場吉兆の偽装、大分県教育委員会による口利き、雪印の偽装、パロマの一酸化中毒事故などの
社会的に大きくとりあげられた問題に照らし合わせながら解説している。

社会の隙間にたくさん潜み、いつ症状を悪化させるかわからない問題への
さまざまな提言をしてくれる著者たちの取組みは、
組織倫理の問題をずっと研究し続けている一人として、ぜひ応援していきたいと思う。
(平成22年4月13日)

by admin|2010年04月16日 17:40

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